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夫婦喧嘩がこじれてしまう超意外な「場所と原因」が判明

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“ケンカするほど仲がいい”と言われますが、夫婦間で争いが絶えないというのも問題です。

また、ちょっと文句を言い合う程度ならいいのですが、激しく罵り合ったり、つかみ合ったりする喧嘩にまで発展していませんか?

精神科医・大和まや氏の著書『女医マヤの相手の心をトリコにする秘密の心理術』によれば、実は家のなかで夫婦喧嘩がヒートアップしやすい危険な場所があるそうです。


■夫婦喧嘩がこじれる意外な場所とは?

夫婦喧嘩がヒートアップしやすい危険な場所。それは何とキッチンなのだそうです。

どこの家庭にも必ずあるキッチンですが、そんなありふれた場所でなぜ喧嘩が深刻化しやすいのか?

その原因とも関連する興味深い実験結果があります。社会心理学者のバーコウィッツは、被験者とサクラの人間を用意して、まずはサクラから被験者に、次に被験者からサクラに電気ショックを与えさせるという実験を行いました。

被験者が電気ショックを与える番のとき、

A. 普通に電気ショックの機械を置いておく。

B. 電気ショックの機械の前に銃を置いておく。

という2種類の環境で行わせたところ、なんとBのほうが電気ショックを与える量が断然多くなったとのこと。

つまり、目の前に武器があるだけで、人は攻撃的な気分になってしまうのです。

これを夫婦喧嘩に置き換えてみるとどうか? 家のなかで武器となるものが最も多く存在しているのはキッチンですよね。

包丁やナイフはもちろんのこと、鍋やフライパンも鈍器として殺傷力があります。また、コンロなど火が出るものも攻撃に使えそうです。

もちろん、喧嘩で実際にこれを使用するという人は滅多にいませんが、潜在的に武器となるものが目の前にゴロゴロしているがために、キッチンで人はより凶暴になってしまいます。

また、大和まや先生によれば、キッチンでは立ったまま作業することが多く、リラックスしにくいことも喧嘩がヒートアップする一因ではないかとのことです。


■夫婦喧嘩を穏やかに収めるポイント

もし、喧嘩になってもこじらせないための方法があります。それは、不穏な空気が流れたら、とにかく凶器が目に付かない場所へ移動するのです。

特にオススメなのは、ソファやベッドのあるところ。ゆったりリラックスできる空間で、クールダウンを図りましょう。

もっとも、夫婦の一方または双方が、格闘技ファン・武器マニア・軍事オタクの場合、闘争心をあおるグッズやポスターなどが飾られて、リビングや寝室が危険ゾーンと化することも。

そういった趣味のかたは、コレクションを普段は目に付かないところにしまっておいて、時々とりだして楽しむほうが夫婦円満につながります。

 

いかがでしたか? なぜか夫婦で壮絶なバトルを繰り広げてしまうというかたは、実はキッチンが原因かもしれません。

喧嘩が勃発しそうになったら落ち着ける場所に移動して、上手に事態の収拾を図ってくださいね!

 

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